2013年2月2日土曜日

センチメント

約二年間、僕は日々ある所に通ってきて。紆余曲折を経て「最後の手段」的に選んだ道だったのだけど、これまた紆余曲折を経て、今思うと掛け替えのない二年間だったと思う(日々の学びは発見と退屈の繰り返しでそれに対しては特筆すべきこともない)。

二年前の僕は、無闇に人と溶け合うことにまるっきり自信を無くしていた。いや今でもそれは大して変わらないけれど、震災を経て何かが吹っ切れたのは確かだった。色々と難しく考え過ぎて、卑屈に捻くれまくっていた自分があれを機に急激に馬鹿らしくなったというか。すかしてる場合でもなくて。時に流れに身を任せることも悪くないと知った気がする。流れに身を任せたら、自然と周りに人が居たし誰かの周りに居たりできてしまった。こういうことが、バンド界隈以外で発生するなんて思えなかった。むしろ時に営業や労働の様な錯覚さえ覚えるバンドマン特有の「ギョーカイ的コミュニケーション」より遥かに健全な関わりを保てたと感じる。それなりに理解し難い奴やどうしようもない奴も居たが、一部、こんな屑に何だか優しさを注いでくれた人たちが居た事実。

月曜日で、そんな日々もおしまいで。これが、不思議と寂しいものでして。

0 件のコメント:

コメントを投稿